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あいや

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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第106号

それでも識別出来ません。

それでも識別出来ません。

相変わらず、イヤ益々人気のAKB48。
第3回総選挙とは言え私には誰が誰だか識別出来ません。
(ちなみEXILEにサッカー選手が混ざっていても識別できません。)

絶好調のAKBですが、更にアジア全域で人気なのは韓国アイドル勢。

今回上海出張時に知った男性グループが1つ。
このグループ10人程度の韓国人男性メンバーに加え、
ユニークなのはメインボーカルが中国人という点でした。

中国人との混成チームで、中華圏でのファン獲得(市場拡張)を狙っているグループはそれ程珍しくありません。
それにしてもメインボーカルが中国人、は初めて。
「動機がミエミエ」とアザとさに眉をひそめるか、感心するか、人それぞれでしょうね。

日本のアイドルグループでも外国人をメンバーに加えるケースはあります。
しかし文字通り「毛色の違った」ものを入れてみる=バリエーションを増やす、という意味合いに過ぎず、そのメンバーの母国を市場として狙うが故に引き入れるケースは少ないのではないでしょうか。

単なるアイドルの話のみならず、どことなく仕事の話とも重なってしまいます。

新市場戦略で現地人をメインボーカル(=社長、幹部)に据えることが必ずしも有効、と言いたい訳ではありません。
新市場戦略にはこれ迄にない発想の転換、「奇策」、「サプライズ」が必要であることを感じた今回の上海出張でした。

それにしてもこのグループに再会しても識別できなさそうです・・・。