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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第109号

身体に優しい麦茶の効果

身体に優しい麦茶の効果

毎日、暑い日が続いていますね。
やっぱり暑い夏は麦茶が1番ですよね。
麦茶のあの香ばしい香りを嗅ぐと、部活動に明け暮れた高校時代を思い出し、懐かしい記憶が甦ります。

ところで、麦茶に含まれる代表的な原料といえば、トウモロコシの粒に似たハトムギですよね。
「ムギ」と付きますがムギ科ではなくイネ科。
名前の由来は、明治以降に、ハトが好んでその実を食べることから、「ハトムギ」という名がついたと言われています。
滋養に優れるハトムギは、中国古代では宮廷膳に用いられる食材だったそうで、たんぱく質、脂肪、カルシウム、ビタミンB群、鉄、カリウムを豊富に含む、栄養価の高い食材です。
 
主な効果としては
★消化機能を高める
消火不良、食欲不振、下痢に効果的
★利尿作用
利尿・利水作用が高いので、むくみ、排尿トラブル、尿路結石に効果的
★清熱作用
熱を取り去る作用があるので、関節炎や四肢のしびれ、排膿に効果的
★抗がん作用
特に胃癌、子宮癌の予防・治療に効果的
★美肌(抑菌・抗毒)作用
美肌保全。ニキビ、シミ、そばかす、老人班に効果的。
また疣(イボ・いぼ)に効くことから、イボコロリとも呼ばれているそうです。

夏の高校野球もいよいよ終盤戦。
毎日の熱戦、麦茶を片手に暑い夏を健康的に楽しみましょう!!