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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第190号

工芸茶

工芸茶

皆さんこんにちは。柴橋です。
街中クリスマスソングが流れ、イルミネーションがキラキラと輝いています。
そう、今日はクリスマス!!

イルミネーションやケーキ、クリスマスツリーなど、キリスト教信者でなくてもなんだかわくわくしませんか?
友人や家族とプレゼント交換したり、個人的にはとても楽しみな行事の一つです。
そこで、今年私が気になったクリスマスギフトについてご紹介したいと思います。

皆さん「工芸茶」ってご存知ですか?
「花茶」とも呼ばれるこのお茶は、茶葉を手で揉んで糸のように縒(よ)り、それを糸で束ね、中にお花を入れ、包み込むように楕円形に整えて作られます。
一つ一つ職人さんが手作りで丁寧に作っているそうです。

お湯を注ぐと徐々に徐々に茶葉が開き始め、実のような形に加工された茶葉の束の中からかわいらしい花が開きます。

透明なティーポットに入れれば、鮮やかできれいな花が咲いていく過程を楽しむことができます。
お茶の中で揺らいでいる姿はとても可憐で、見た目にも鮮やかで一層お茶がおいしく感じられそうですね。

おいしくお茶をいただいた後は、水を定期的に変えれば1週間は観賞できるそうです!

職人さんの想いが詰まった、見た目も味も両方楽しめる工芸茶を、ぜひクリスマスギフトに使ってみてはいかがでしょうか?