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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 No.38

茶畑で初日の出

茶畑で初日の出

皆様こんにちは。タイロンです。
 
早速ですが、お正月はいかがお過ごしでしたか?
毎年、初日の出を拝む事で私は一年がスタートしたと実感します。
今年は変わった所で見ようと思い西尾市の偉大なる茶畑、稲荷山で初日の出を迎えることにしました。
 
時は元旦6:30…辺りはまだ薄暗く寒空でいっぱいです。
…6:40…まだ出る気配がありません。
…6:50…近所の方々が集まってきました。しかしまだまだ出ません。
…7:00…一向に出ないのでしびれを切らし、近くの公衆トイレに行こうとしたその時。
『出たー!』と友人の一声で振り向き、振り向いたその先にはなんと!!!
小林幸子の衣装程に輝かしい光を放った太陽がひょっこり顔を出しているではありませんか!
徐々に辺り一面の茶畑を日が照らし、雪山の様に茶畑が白く光っていました。
日の出の瞬間を見逃したものの、大変すがすがしく新鮮な気持ちで新年をスタートすることができました。
 
皆様も機会がありましたら、茶畑で日の出をご覧になってみて下さい。
気持ちが良く感動すると思います。
 
ところで、皆様は『抹茶の日』をご存知ですか?
西尾でお茶の生産が本格的に始まったのは、明治5年(1872年)に紅樹院住職の足立順道師が京都宇治から茶の種と製造技術を導入したのがきっかけと言われています。
 
西尾市茶業振興協議会では、西尾茶創業120年を記念して、平成5年に2月6日を『抹茶の日』と定めました。
なぜ2月6日かと言いますと、茶道のお点前では、釜を掛けて湯を沸かす風炉(ふろ)という道具があります。
現在でも最高の形式では風炉を使います。
このようなことから風炉=ふろに語呂を合わせ2月6日を『抹茶の日』と定めました。
 
これにちなんで、西尾市では平成20年2月10日(日)に市文化会館などでお茶会やお抹茶づくりの体験が行われます。
お抹茶に興味をお持ちの方は、是非抹茶の里西尾市へお越し下さいませ。
お待ちしております。