Recruit Saijoen Matcha Museum Online Shop

AIYA

Top Page > Tea column > No.6 あいや店舗スタッフのアイドルとは?

お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 No.6

あいや店舗スタッフのアイドルとは?

あいや店舗スタッフのアイドルとは?

残暑お見舞い申し上げます。
あいやメルマガ会員のみなさま、こんにちは。
店舗販売部の糟谷若菜です。
毎日毎日暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
お盆も過ぎて、お中元も終了。
店舗では、お客さんの数もぐっと少なくなり、ゆっくりとした時間が流れています。
 
そんなとき、普段はなかなか目立たないけれど、変わらず時々来てくださる小さなお客さん(?)に気がつきます。
 
それは、小さなトノサマガエル。
呈茶席から眺める庭のつくばいに、ときどき水浴びに来ているようです。
 
手水鉢の淵に両手を掛け、水面から顔だけ出してじっとしています。
その姿は、まるで露天風呂につかっているかのよう。
竹筒からこぼれ落ちる水を、打たせ湯代わりに。
とっても気持ちよさそうに足を伸ばして、くつろいでいます。
 
「アマガエルはちっちゃくて、まだかわい気があるけれど、
トノサマガエルは、体の模様がグロテスクだし・・・。」
嫌いな方も多いかもしれませんね。
でも、庭の中では、ちょうど手水鉢の苔むした石の模様と同化して、体の模様はほとんど気になりません。
そのあまりにも無防備にくつろぐ様子が、実にかわいらしく、すっかり、私たち店舗スタッフのアイドル的存在になっています。
 
実はこのカエル、聞いてみれば少なくとも4年前もから、こうして水浴びをしにきているとのこと。
寿命は3~4年というから、相当なお年寄りかもしれません。
はたまた、親子二代にわたってきてくれているのか・・・?
それとも実は、毎日ちがうカエルで、仲間うちでちょっとした立ち寄りスポットになっているのかも。
そもそもどこから来たのか。住み着いているのか???
ときどき庭を眺めては、あれこれ想像しながら彼女(←たぶん雌なので)が来るのを心待ちにしています。
 
みなさま、店舗にご来店された際には、ぜひ、そっと呈茶席から庭のつくばいを眺めてみてください。
夕方がおすすめです。彼女に出会えるかもしれません(笑)。