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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第71号

台湾烏龍茶

台湾烏龍茶

皆さん、こんにちは。店舗販売課の糟谷です。
 
先日、台湾へ行ってきました!(がんじがらめの船旅研修でしたけど・・・)
 
台湾はどこへ行っても「烏龍茶」!おいしい烏龍茶がたくさんあります。
烏龍茶=中国のイメージがありますが、実際は台湾のほうがよく飲まれています。
台湾でこれほど烏龍茶の文化が作られたのには、実は日本が関係しているんだそうです。
 
台北出身の評論家・金美齢氏によれば…
台湾統治時代、日本は未開拓だった台湾に多くの開発事業を行いました。
その中でも特に力を入れたのが、教育。
地域に小学校を作り、子どもの文盲を無くし、高度教育のため大学も設立しました。
いかにも真面目な日本人らしいやりかたですよね。
 
もちろん大人にも。
茶農家さんには茶作りの記録をつけることを指導したそうです。
毎年同じ仕事をするのに、わざわざ記録をつけなくてもよいのでは、とも思いますが、この「記録」が後の「財産」となったのです。
生育記録をつけることで、より良いものを求めて品種改良が進み、おいしいお茶ができるようになったというわけです。
 
私たちの普段の生活でも同じようなことが言えますね。
トラブルが起きたとき、その時どんな対処をしたか記録を残しておけば、同じようなことが起こったとき、記録を見ればすぐ対応できるし、経験が心の余裕を生みます。
すべてのことを頭で覚えていればいいんですが、人の記憶というものはとかく曖昧なものですから。
 
この話を聞いて、私は「日記をつけよう!」と決めました。
ただ書くだけでなく、過去の記述を振り返って読み、反省すること。
こうすれば、普段のミスも少しは減るんじゃないかと・・・(笑)。
台湾で買ったおいしいお茶を飲みながら、今日から書き始めます!!