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西の町の森 ビオトープ

West town forest BIOTOPE

「夕焼けの赤とんぼ」「水路のめだか」
「庭先のすずめ(軒先のつばめ)」or「夏の夜の蛙の合唱」
昭和中期までは当たり前に見られた光景が、
近年では、ほとんど目にすることがなくなりました。
「少しでも自然を残したい」と願い、
この森(ビオトープ※1)を造りました。

※1:Biotop(ビオトープ)とは、ドイツで生まれた自然保護の考えで、
Bio(bios:生物・命)とTop(topos:場所)の造語。生きものの生息・生育する場所。

西の町の森 ビオトープ

West town forest BIOTOPE

「夕焼けの赤とんぼ」「水路のめだか」
「庭先のすずめ(軒先のつばめ)」or「夏の夜の蛙の合唱」
昭和中期までは当たり前に見られた光景が、
近年では、ほとんど目にすることがなくなりました。
「少しでも自然を残したい」と願い、
この森(ビオトープ※1)を造りました。

※1:Biotop(ビオトープ)とは、ドイツで生まれた自然保護の考えで、
Bio(bios:生物・命)とTop(topos:場所)の造語。生きものの生息・生育する場所。

CONCEPT 地域で失われつつある自然環境

人と自然が共生する「里地・里山環境」を創出・保全し、自然共生社会(SDGs目標14・15)の実現を目指します。

CONCEPTイメージ画像

ATTENTION

森の管理には、人工化学物質(農薬・除草剤・化学肥料など)を極力使用せず、導入種は、原則矢作川流域に生息・生育する種に限定※2するなど、生物多様性保全に配慮しています。

※2:環境教育の観点から、植栽樹種の一部に園芸品種を導入しています。

活用方針のイメージ画像

活用方針

  • 生きものの生息・生育空間の創出

    西に近接する矢作川、周辺の社叢や水田と融合し、生態系ネットワーク形成に寄与します。

  • 環境教育・保健休養の場の提供

    自然が減少しつつある都市近郊で、人々に環境教育や保全活動、保健休養の場を提供します。

  • 希少種の域外保全

    自社管理下で中長期的な維持管理を継続し、希少種の保全(ジーンバンク)として活用します。

森を環境特性に応じて2つのエリア、6つのゾーンに区分し、目的に応じた整備を行います。

鎮守の森ゾーン
里山エリア

鎮守の森ゾーン

霊験あらたかな社叢となるよう現在の森林を照葉樹の極相林へと誘導します。
植生:シイ・カシ類、クス等

四季の花の森ゾーン
里山エリア

四季の花の森ゾーン

二次林の様相を呈するよう樹木の積極的な利活用を目的に整備を行います。
植生:マツ・アベマキ・ツツジ類等

秋草ゾーン
里地エリア

秋草ゾーン

夏から秋にかけての長草による草地環境の形成を目的として、整備(草刈り)を行います。
植生:カワラナデシコ、オミナエシ等

春草ゾーン
里地エリア

春草ゾーン

春の短草による草地環境の形成を目的として、積極的な整備(草刈り)を行います。
植生:二ホンタンポポ、スミレ類等

畑地ゾーン
里地エリア

畑地ゾーン

果樹や伝統野菜を栽培し、積極的な土地のかく乱を行います。
植生:カキ・柑橘類、伝統野菜(大高菜など)等

湖沼・湿地ゾーン
里地エリア

湖沼・湿地ゾーン

深場から浅場、湿地を造成することにより、多様な水生植物が生育する環境を整備します。
植生:ヒシ、コナギ、セリ等

※整備に当たっては、鎮守の森ゾーンを除き、積極的な整備を実施しています。
地形に起伏を与え、水辺から陸地、草地から森への移行帯(エコトーン)を尊重しつつ、多様な生きものの生育・生息空間が創出できるよう配慮しています。
環境教育の観点から、散策路からのランドスケープにも配慮して整備しています。