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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第1号

どうして『お茶』っていうんですか?

どうして『お茶』っていうんですか?

皆様、こんにちは。
あいや店舗販売部の糟谷若菜です。
 
新茶の季節真只中、過ごしやすい時期になってきました。
つい先日、西尾市内小学校の3年生が遠足で、あいやの工場を見学にやって来ました。
 
遠足とはいえ、地域の産業を勉強も兼ねてとのことだそうで、みんな真剣にノートをとっていました。
 
「なにか質問はありますか?」と聞いてみると・・・
 
「この工場では何人の人が働いていますか?」
「お茶の葉っぱから抹茶ができるまではどのくらい時間がかかりますか?」
「お茶はどうしてみどり色なんですか?」
「おねえさんは何歳ですか?」 (笑) などなど。
なかなか大人では思いつかない疑問がいっぱいです。
 
そのなかでひとつ返答に困ってしまった質問がありました・・・・・。
 
「どうして『お茶』っていうんですか?」
 
そんなこと、今まで考えてみたことがありませんでした・・・。
なぜ、この植物を「茶」と呼ぶのか???
 
そこで、さっそく調べてみました。
漢和辞典によれば、まず「茶」と言う字は、昔「荼」と書いたそうです。
草冠は植物をあらわし、「余」は「のびる」の意。
つまり「のびた新芽を摘んで飲む」ものという意をあらわしているとのこと。
また別の考えでは、「余」を「のんびりした」という意ととらえ、「リラックスして飲むもの」という意味があるとか。
 
なるほど。そんな意味があったんですね!
こんなふうに、子どもたちの質問のおかげで、私たちも日々勉強をさせていただいています。