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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第189号

守破離

守破離

皆さんこんにちは。時計草です。

茶道や武道など日本の伝統文化や伝統芸能には「守破離(しゅはり)」という言葉があります。

初めての事に取り組む時、基礎となる型を身につけて、初めて応用ができ自己流を生みだす事が許される。
守(=基本)破(=応用)離(=独自性)といった感じです。
語源は能楽師の世阿弥の「風姿花伝」や、千利休が遺した歌「守りつくして、破るとも、離るるとても本を忘るな」という茶道の極意からきているという説があります。

数十年前までは茶道用が主流の抹茶ですが、考えてみれば抹茶は元々茶葉を煮てから、それを固めて乾かしできた固形の茶「餅茶」(へいちゃ)をすり潰して丸ごと飲んでいたのです。
 
つまり、丸ごと食べる食品と同じであったとも言えます。
となれば現在、抹茶が食品として無くてはならない人気商品になっているという事も容易に理解できますね。

今年も残すところあと僅かとなりました。
そろそろ一年を振り返り基本に立ち返ると色々見えてくるものがあるように思えます。
基本に忠実に来年に繋がる一歩を考えて行きたいですね。