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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第203号

イギリス式ティータイム

イギリス式ティータイム

みなさん、こんにちは。桜緑です。
先日はテニスのウィンブルドン選手権の決勝が行われましたね。
男子決勝では、やはりジョコビッチ選手がとても強かったですねー。
 
さてさて、そのウィンブルドンはイギリスで行われました。
イギリスと言えば紅茶。
『アフタヌーン・ティー』という言葉を聞いたことある方は多いはず。
イギリスにはその他にもお茶を飲む習慣があり、
それぞれ時間帯や食べる物によって呼び方があるようなので、ご紹介させて頂きます。 
 
『アーリー・モーニングティー』朝の目覚めの一杯、紅茶の香りで眠気を覚ます目的もあります。
イギリスでは夫が寝起きの妻のために紅茶を淹れ、
ベッドへ運ぶ習慣もあることからベッドティーとも言われているそうです。
 
『ブレックファスト・ティー』イギリスの朝食には欠かせない紅茶の習慣です。
ちなみにブレックファスト(朝食)とは、睡眠中の断食状態(ファスト)を破る(ブレイク)という意味です。
 
『イレブンジス・ティー』その名の通り、午前11時頃の仕事や勉強の合間に飲む簡単なティーブレイクのことです。
 
『ハイ・ティー』イギリスの農村地帯やスコットランドで始まった伝統的な習慣。
昼間はローテーブルで紅茶を飲むのに対して、夕食は食堂のハイテーブルで飲むことから、こう呼ばれています。現代ではコンサートや観劇に行く前に、軽い食事とお茶をすることを指しているみたいです。
 
たくさん呼び方がありますね。
梅雨のジメジメした日、日差しが強すぎて外出をためらってしまう日、
室内でイギリススタイルのお茶の時間を楽しむのはいかがでしょうか。