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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第7号

食品の裏側

食品の裏側

「『美しい国へ』の安倍さんではありませんが・・・。」
 
メルマガ執筆者の岩崎です。
遅ればせながら「食品の裏側」という本を読みました。
著者はアベはアベでも『美しい国へ』の安倍さんではなく、安部司さんという食品添加物会社の元・営業マンの著書です。
興味があり発売早々には購入していたのですがなかなか手を付けられず、ある時ヨシ!、と一気に読んでしまいました。
「○○の裏側」といえば業界スキャンダル話をつい想像してしまう私達ですが、決して恐ろしさ、裏側を煽るだけのスキャンダラスなものではありませんでした。
 
新たに知った2つのこと。
 
そして「早くて安くてウマい食品にはワケがある。
『早い・安い・ウマい』を享受するには払うべき代償がある。」ということ。
「添加物はそれぞれの安全性を確認済みだが、複合摂取した場合(実はこういう使われ方が殆どですが)の安全性については殆ど確認できていない」ということ。
 
印象的なのはプロローグ。
著者である安部家でパーティーの際、食卓に上ったミートボール。
一口食べると安部さんは自分が日頃携わっている商品とすぐに判りました。
思わず「これは食べるな!」と奥さんに捨てさせます。
「こんなモノを家族に食べさせたくない!」と咄嗟の反応だったのでした。
 
自分はコレを口に入れられるか?
家族や友人にもコレを薦められるか?
 
食品製造販売に従事する者として「安全」であることは最優先です。
安全だからこそお客様みなさまに安心してお使い戴けるのだと思っています。
この「裏側」から学んだ二点を常に覚えておきたいと思います。