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お茶コラム『朝茶はその日の難逃れ』 第211号

お茶の輸出

お茶の輸出

皆様こんにちは。春風です。
秋も深まり、朝夕は肌寒さを感じるようになりました。
さて、今回は日本茶の輸出についてお話したいと思います。
 
日本では1859年に横浜、函館、神戸などが国際貿易港として開港し、外国との貿易が始まりました。

取扱い商品としては輸入が綿織物や毛織物などの加工品、輸出が生糸やお茶などの農産品で、その中でも日本茶は重要な輸出品目でした。
輸出先はアメリカ向けがほとんどで、その他には英国領のカナダが少し。
現在でも世界の緑茶輸入実績として全体の約半分はアメリカが占めています。

少し前の情報ですがアメリカの緑茶輸入先として、第一位は中国の13,000t、第二位は日本の1,400tで中国と比べるとその差は歴然です。

アメリカでは緑茶はアサイー、チアシードと並び、栄養バランスがよく健康によい成分が多く含まれている食品「スーパーフード」と呼ばれています。
 
今後世界で勝負するにはドバイを中心とした中東、ロシアといった市場に日本のお茶を売り込んでいく必要がありますね。
あとはやはり中国には真似できない日本の高品質な抹茶の需要に期待が膨らみます!