抹茶という素材の魅力

　何といっても抹茶という素材はとても魅力的です。お茶は日本に伝わって以降でも1200年以上の歴史があります。これだけ長く愛され続けてきた飲物、その中でも抹茶は特別です。

　お湯で抽出する煎茶では、茶がらを捨ててしまいますが、お湯に溶けだす栄養成分は30％ほどです。抹茶は茶葉を粉にしているので、その栄養成分を丸ごと摂取することができ、煎茶の3倍以上の栄養を摂取できます。お茶は健康によいといいますが、抹茶こそが本当に健康に良いといえるのではないでしょうか。その証拠に、世の健康ブームを追い風に、今や抹茶は世界中に広がり、その市場規模は年々拡大しています。

　日本の伝統文化であり、味も良く、健康にもよい。ますます大きくなる市場に対して仕事ができるのはとてもやりがいを感じます。

130年の実績と、豊富な商品ラインナップを活用できる

　あいや130年の歴史は、それだけの技術、ノウハウ、商品ラインナップがあるということです。あいやには、実にたくさんのアイテムが揃っています。産地でいえば、西尾はもちろん、京都、さらに南の鹿児島産の茶葉までご用意できます。品質としても専門家の品評会で１位をとるランクのものから、とてもお値うちなものまでご用意できます。

　特性としてアイスに合うもの、チョコレートに合うもの、焼き菓子に合うもの、健康的なオーガニックであるもの、イスラームやユダヤの食品規定に適合するもの、世界環境に配慮したもの…などなど。お客さまの様々なご要望にお応えできるように、実にたくさんの選択肢が用意されています。営業をする際に必要なアイテムがすべて揃っていることは強い武器になりますし、仕事の幅をとても広くしてくれます。

自分の生みだした商品が店頭に並ぶ喜び

　仕事の一番の喜びは、営業の結果、実際に商品がお店の棚に並んでいるのを見た時です。

　既にあった商品を仕入れて置いてもらったのではありません。あいやの営業は新しいものを生みだす営業です。いま、こういうものがあると売れるのではないか。そういう仮説のもとで食品メーカーに提案をし、商品開発担当との商談の中でカタチにし、店頭に並べて頂き、たくさんの人のもとに届けられるのです。

　次に、その結果がでます。ロングセラーになるものもあれば、短命に終わる物もあります。結果をきちんと受け止め、次の創造のためにあらたな戦略を練り直します。終わりのない戦いですが、これもまた仕事の面白みの一つです。